調査ルートの設定と調査の準備

調査ルートを確認す る
実際に野外で地質調査を行 うときは、地層が見える崖(露頭)を観察して、その観察結果を地図上にプロットしていきます。地層は、川の侵食によって露出することが多いため、 川沿いの崖や沢の河床などを通るような調査ルートを設定します。
調査ルートに沿って露頭ごとにを観察を行い、岩相、堆積構造などの特徴や走向・傾斜などの測定結果を、野帳(フィールドノート)や地形図に書き入 れていきます。
地表踏査に持ってい くもの
調査には右のような道具が 必要です。このほかに岩石を採取するためのサンプル袋(または新聞紙)、ハンマー使用時の保護メガネ、色鉛筆等も必要でしょう。
また、調査ルートの地形や気候、調査日程に合わせて、帽子、長靴、虫よけ、水筒などの装備も必要となってきます。